< First Career > 大卒で料理人になった一年目! 今、何をしているか聞いてきました。

八丁堀 居酒屋 中俣酒造 茂助
調理・ホールスタッフ 佐藤 史弥さん(23才)

2018年3月 文教大学 卒業
2018年4月 株式会社 ザガット 入社

■Job Description<仕事内容>

【入社~夏にかけて】

調理スタッフとして、ひたすらのどぐろをさばきました。毎日のどぐろに触れることで、大きさや脂の乗り方などのわずかな違いも見分けられるようになりました。この時期は、一つのことを集中して行うことの大切さを学びました。

●大変だったこと

新店に配属。皆で店を一から作りあげるのは大変でしたが、楽しくもありました。

●心に残ったこと

「接客がすばらしかった。名刺をください」と言われたことです。感動しました!


【夏~冬にかけて】

店舗運営を幅広く経験するため、ホールスタッフとして別店舗へ。臨機応変な対応が必要となるので、最初は不安を覚えました。でも今は、お客様から直接フィードバックをいただけるこの仕事が、楽しくてしかたないです!

●大変だったこと

お客様の状況をキッチンに伝え連携していく作業は、いまだ難しく苦戦中です。

●心に残ったこと

接客の楽しさとやりがいを教えていただけ、自分の可能性が広がったことです。


■佐藤さんが料理の仕事をしようと思ったきっかけ

母が教育熱心で、幼いころから家事全般、特に料理をしっかりと教わりました。そのため自分のなかで料理の存在が大きく、高校生の頃から将来は飲食の仕事に就くことを視野に入れていました。


■独立を視野に、学部→志望先を選ぶ

高校生のときから、将来料理人になること、さらには自分の店をもつことを視野に入れていました。調理師学校でなく大学の経営学部に入ったのは、自分のやりたいことを見極めたいと思ったのと、経営を学んでいれば、独立したときに役立つと考えたからです。

 そのため就職活動は飲食店を運営する会社に志望先をしぼりました。㈱ザガットに入社したきっかけは、食事付き説明会でいただいた「のどぐろ」の原始焼きに感動したからです。のどぐろを中心に店舗展開しているだけあって、素材のすばらしさをダイレクトに理解できました。

■ホールスタッフの仕事の奥深さ

 最初の配属先は、銀座にオープンする新店でした。全席個室の店を一から作りあげる仕事に参加させていただけたのは、将来独立を視野にいれている私のためにという、会社のはからいなのかもしれません。また、キッチンでは毎日のどぐろを捌くことができました。新卒で魚に触れさせていただけるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです。

 その後、店舗運営全般の業務を学ぶため、ホールスタッフとして別の店舗へ。お客様とキッチンをつなぐ仕事は臨機応変な対応が必要で、正直なところ、今もまだ苦戦しています。以前ほど魚に触れないことを最初は残念に思いましたが、しだいにこの仕事の楽しさとやりがいに目覚め、今では「調理より、ホールスタッフとしての腕をもっと磨きたい」と思っているくらいです。


■大切なのは自分が行動し、答えを出していくこと

 社長がよく、「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」とおっしゃるのですが、僕はその言葉にいつも勇気をもらいます。ともすれば「行動」より「考える」ことに重きをおいてしまいがちな自分に、行動することの大切さを教えてくれるからです。

 行動した先で、今まで知らなかった自分の能力や可能性を知ることができる――それも、飲食の仕事のおもしろさだと思います。


●佐藤さんの勤務先…株式会社 ザガット

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