愛子の♡ハートキャッチ接客講座♡

接客を制する者は飲食を制する⁉

異色の経歴を持ち、接客コンサルタントとして活躍する伊藤愛子さんに、接客業の極意を教えてもらいました!初めて接客業にチャレンジする新卒者(恋愛も⁉)に役立つアドバイスが盛りだくさんですよ!

接客コンサルタント 伊藤愛子

1977年生まれ、埼玉県出身。20代のときに300社以上ものアルバイト面接を受けるも、彼女がニューハーフであるという理由でほとんどが不合格。男性として接客のアルバイトを続け、イオン接客コンテスト 全国大会3位に入賞。しかし十三年間不本意な男性としての社会生活を送り、自殺未遂をするまで精神状態が追い込まれたことも。しかしその後、まるで啓示のような縁に恵まれ、見事、塚田農場に女性として採用。S-1サーバーグランプリの準優勝まで上り詰める。現在は、男は度胸、女は愛嬌、ニューハーフは最強!をモットーに、独自の視点をいかして接客コンサルタントとしてセミナーを開催している。



【Lesson 1】接客業初挑戦!接客の心構えを教えてください


ありのままの素で接客をせずに、ちょっとでいいからがんばりましょう。ありのままの素はじゃがいもで例えると、土からぬきたての状態。その状態で「食べて」というのはあまりにも失礼(笑)。せめて土を洗って、ゆでる。これぐらいのがんばりは必要だということ。恋愛も同じで、素をだしすぎて気をまったく使わなくなると関係性が悪くなってしまいますよね?すごくがんばらなくていいので、ちょっとがんばる心構えでいてください。



【Lesson 2】内気な性格だけど接客をしたい。
自分の殻を破る方法はありますか?

殻を破る方法としては、自分でキャラを決めつけないこと。自分は内気だ、内気だと決めつけていては変われませんから。ただ、内気な性格でも接客はできます。内気だからできる接客を見つければいいだけの話。積極的に接客ができないのなら、受け身の接客があるので、お客様から話を聞きだす能力を身につければいいと思います。お客様が話しやすい空気をつくることは、内気な性格の人のほうが得意ですし。内気でも問題ありません!



【Lesson 3】「料理がくるのが遅い!」というクレームにどう対応しますか?

まずお客様に謝罪→キッチンにあとどれくらい時間がかかるかを確認→その時間をお客様にお伝えして、お待ちいただけるかを聞く。これが、定番の対応なんですが、そもそもそんな状況になってはいけません。クレームは言われる前に自ら先に気づいて防ぐべき。夫婦やカップルも相手に「別れよう」と言われる前にSOSのサインに気づけば、別れを未然に防げるのと同じ。何か言われてからでは遅いので、気づく力を磨くべきだと思います。





【Lesson 4】売り上げを伸ばしたい!注文がとれる接客テクを教えて!

ズバリ、お客様に信用されることこそが、売り上げを伸ばすことにつながります。接客がいいとお客様はその店員さんを信用してオススメのメニューを聞きたくなるもの。つまり、信用のある店員さんは自然と売り上げが伸びるんです。信用を得るためにはコミュニケーションをとって、お客様の求めているものに寄り添うことが大切。コミュニケーションをとって失敗したら……なんて考えなくていいんです。失敗があるから、成功があるんです!





【Lesson 5】常連さんをゲットしたい!リピーターを作る接客とは?

飲食店をリピートしない理由の1位って “なんとなく”なんです。つまり普通にいいぐらいじゃ記憶に残らず、また行きたいと思ってもらえない。ある程度突き抜けていないといけないんです。恋愛でもいい人って案外モテないし、浮気もされやすい。どこか弱点がある人ほど魅力的だったりしませんか?それと同じで、安全で無難な接客はつまらないということ。少しぐらい難があっていいし、嫌われてもいい。そのぶん、すごく好いてくれる人もでてくるのですから。そういう人が、リピーターになってくれると思いますよ。



【Lesson 6】明日から真似できる接客ワンアップ術を伝授して!

これ、セミナーでしか話していないことなので本当は言いたくないんですけど(笑)。ひとつだけとっておきの術を教えます。それは“語尾で相手の目を見る”というもの。例えば「ありがとうございます。またお越しくださいませ」のとき「ませ」でお客様の目をきちんと見るとグッと好印象になるんです。意外と最初は目を見ているのに語尾で目をそらす人って多いんですよ。すごく簡単なことなんですけど、これは覚えておくといいと思います。接客に限らず、就職活動や恋愛の会話の中でも応用できるので試してみてください。



仕事=恋愛=人生である


―接客業に携わり、お仕事を通して学んだことを教えてください。


 何よりも、出会いって大事だな…というのがいちばん学んだこと。接客は一期一会なので、出会いを大事にしないと何も進まないんです。そして、これこそが接客の醍醐味だと思います。接客は人と人との関係で、機械には絶対任せられない。だからマニュアル通りにやっても意味がなくて、お客様に合わせて接客をしなくてはいけないんです。つまり出会いの中にすべてがつまっている!このことが、接客業を通して私が学んだことです。



―接客業に就き、自分が変わったと感じましたか? また、それはどんなところですか?


 いちばん変わったことは、嫌われる勇気を持つようになったこと。接客業をはじめたばかりのころは、みんなに好かれたいという気持ちが強かったんです。嫌われたくなくて、苦手な人とは距離をとったり、ニューハーフってことがバレないように影をひそめたり……。でも、それでは何も得ることがないと気づいて、悩んだ結果、好かれたいなら嫌われる覚悟を持って接しなければいけない、というところに20年かけてたどり着きました。自分をさらけ出さないとお客様も心を開いてくれないですからね。「自分の全力でぶつかって嫌われたなら仕方がない…」、そんなスタイルに変わりました。



―そのことが日常的に役立ったと感じることはありますか?


 出会いを縁に変える力を身につけました。出会いって意外とどこにでもあるんですけど、それを縁に変えるのはすごく難しいんです。縁に変えるためには相手に一歩踏みこむことが必要なんですが、踏みこむということは嫌われる可能性も高い。それを恐れずに出会いを縁に変えようという気持ちで人と接するようになった結果、お客様とプライベートでも仲良くなって、結婚式にまで呼んでもらえる関係になったこともあるんです。それって店員冥利に尽きますよね。接客は、いろんな人と出会えるチャンスをもらえる素敵な仕事。そして、その出会いを縁に変えられたら、もっと素敵だし、日常的にもとても役立ちます。



―接客に向いている人や性格を教えてください!


 向いているのは、変わることを恐れない人、そして変化を好む人。なぜなら、接客を通していろんな人と出会うので柔軟性が必要となってくるから。逆に、自分のキャラをつくりあげている人やなんでも完璧にこなせる人は、自ら変わろうとはしないので接客には向いていないかもしれません。人は未完成だからこそ愛されるものなんです。仕事ができるできないは関係なくて、未完成でもいいので、変わろうと思える人が接客に向いていると私は思います。



―これから接客業に就く新卒者に向けて一言お願いします。


 「何のため」よりも「誰のため」を大事にして欲しいですね。何がやりたいという気持ちだけで仕事を選ぶと、その気持ちが折れたときに自分を見失ってしまうんです。どんな仕事でも誰かの役に立っているので「誰のために」という気持ちがとても重要。その気持ちさえあればどんな仕事でも長く続けられると思います。それは恋や人生でも同じ。好きという気持ちだけじゃなくて、相手のために何をしてあげられるかを考えられないと長く一緒にはいられませんよね。仕事と恋と人生は似ている。そして、つながっているんです。

「誰のために」という気持ちが大切、と愛子さん。

実践のヒントは見つかりましたか?GOOD LUCK!

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